4月8日

台南から京都・高台寺へ、昭和天皇お手植えの桜を植樹

台南市と京都府京都市の高台寺が3月22日、北政所(ねね)の没後400年を記念して台湾の桜を高台寺へ植樹する式典を開催しました。植樹された桜の苗木は、1923年に昭和天皇(当時は皇太子)が台湾を訪問した「台湾行啓」の際に、昭和天皇自らがお手植えした桜の木から育てられたものです。台南市と京都市は共に「世界歴史都市連盟」の一員で、2021年に両市は交流促進協定を締結しています。

台南市からは趙卿惠副市長ら訪問団が日本へ赴き、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表と共に式典に参加しました。謝代表は、昭和天皇が台湾でお手植えした桜が再び日本へ植樹されることは、日本と台湾、京都と台南の友好が、桜の花が満開になるように花開いたことを象徴していると述べています。