タロコ国家公園、復旧に7年見込み
- 千緩 島田
- 2024年6月27日
- 読了時間: 1分
4月3日に発生した花蓮地震により深刻な被害を受けた太魯閣(タロコ)国家公園について內政部国家公園署の陳茂春署長は、段階を分けて修復を進めて順次開放していくとし、天祥、長春祠、布洛灣、九曲洞などのエリアについては今年末より一部開放、来年末までに全面開放すると述べました。砂卡礑、燕子口などの被害が深刻なエリアについては、復旧に7年、2031年に完了する見込みです。復旧費用は30億228万台湾元(約148億円)となる見通しです。
また、台中市から花蓮県を繋ぐ幹線道路の中部横貫公路(省道台8線)については、道路の復旧や保護工事をおこない、2026年までに4本のトンネルを建設すると説明しています。予算は9億5,800万台湾元です。
関連記事
台風4号の影響により被災した一部地域で、7月15日から18日に予定されていた防空・防災演習「城鎮靱性(都市レジリエンス)演習」の中止が発表されました。南部地域では台風による被害が大きく、7月10日時点でも一部地域で停電が続いています。...
軽度台風(台湾基準)の台風4号が発生しました。この台風の影響により、7月6日は嘉義県・嘉義市・台南市・高雄市・屏東県で終日、澎湖県では正午以降、政府による「停班停課(出勤・登校停止)」が発令されました。 中央気象署によると、台風の影響は7日午前まで顕著で、各地で雷雨や大雨の...
6月30日午後8時40分ごろ、台北市の温泉地・北投区で火災が発生したとの通報が消防にありました。出火元は廃屋で、煙の影響により、近隣のホテル「加賀屋」や「新秀閣」の宿泊客および従業員が一時的に避難しました。火災は午後9時過ぎに鎮火し、けが人や死者は報告されていません。
Comments