係留気球型の基地局お披露目、災害時の応用に期待
数位発展部(デジタル発展部)が10月24日、台東県の鹿野高台で初の国産係留気球型の基地局をお披露目しました。高度800メートルまで上昇でき、半径11キロメートルをカバーするネットワークの構築が可能です。従来の移動通信車両の半径2キロメートルから大幅に拡大し、災害発生時への応用に期待が寄せられています。
デジタル発展部の説明によると気球の搭載可能重量は50キロで、滞空可能日数は14日以上。通信設備は連続80時間使用することが出来、安定した通信を長時間提供することが可能です。
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