台南州立台南農業学校の日本統治時代の木造宿舎、保存修理を開始
- 千緩 島田
- 2024年5月20日
- 読了時間: 1分
台南市で5月14日、旧台南州立台南農業学校職員宿舎(台南市永康区)のうち現存する4棟8戸の保存修理が開始されました。総工費1億元(約4.8億円)、修理期間は3年を予定しており、2027年に竣工予定です。台南州立台南農業学校は日本統治時代の1939年に完成しました。今回保存修理がおこなわれる職員宿舎は1943年に完成、2ヘクタールの土地に校長用宿舎と5棟10戸の主任級宿舎が建てられました。
台南市の黄偉哲市長は、台南市では多くの日本統治時代の建物の保存修理がおこなわれており、旧日本軍歩兵第2連隊官舎群(現在の「三二一芸術群聚」)、総爺製糖所宿舎群、農田水利署の八田與一故居宿舎群など、いずれも歴史的意義を持つ建物であると述べています。
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