台湾の12大学と九州・沖縄の11大学、国際連携のMOU締結
台湾の12大学が組織する学群学術プラットフォーム「国家重点領域国際合作聯盟(UAAT)」と、九州と沖縄の11校の国立大学法人が組織する「九州・沖縄オープンユニバーシティ(KOOU)」が4月22日、国際連携のMOUを締結し、台湾の教育部が2024年から2028年にかけて毎年5,000万台湾元(約2.3億円)の補助をおこなうと明らかにしました。MOUの調印式は福岡でおこなわれ、UAATの12校すべての代表が日本を訪れ、KOOUの11校からも学長、副学長らが参加、また、教育部の劉孟奇政務次長や福岡市の高島宗一郎市長らが立ち合いました。
劉政務次長は、台湾と日本の貿易と投資関係の高まりに伴い、特に台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場建設後、双方の教育における協力の深化が更に必要となると述べており、今回のMOU締結による台日の教育交流の深化へ期待を寄せました。
関連記事
日本台湾交流協会台北事務所は11月25日、東呉大学日本語文学系に対する「令和6年度外務大臣表彰」の伝達式をおこないました。外務大臣表彰は、日本との友好関係増進に貢献した個人や団体に授与されるもので、東呉大学は50年以上にわたって台湾の日本語教育をリードしてきました。1972...
台北市と愛媛県が11月5日、教育分野での交流協力についてのMOUを締結しました。台北市は教育分野での協力関係を積極的に締結しており、今年に入ってすでに青森県、大分県、宮城県とMOUを締結しています。 台北市は、愛媛県松山市と2009年より交流が続いており、今年10月には友好...
沖縄県与那国町の与那国小学校、久部良小学校、比川小学校の6年生児童24名と教員ら計33名が、10月21日から4泊5日の修学旅行で姉妹都市の花蓮市を訪れました。与那国町と花蓮市は直線距離で111キロメートルの距離にあり、42年前から姉妹都市として交流を続けています。...
Comments