嘉義県の観光トロッコ「五分車」、10月より故宮南院まで開通
嘉義県の高鐵嘉義駅と蒜頭糖廠の区間で運行している観光トロッコの「五分車」が、蒜頭糖廠から国立故宮博物院南部院区を結ぶ区間を10月より新たに開通予定です。8月4日に初の試験運行が実施され、青いレトロな外観の車両が故宮南院に乗り入れました。
「五分車」はかつて蒜頭糖廠(台湾糖業公司の旧製糖工場)にサトウキビを運んだトロッコで、現在は観光用に改造されて運行しています。台湾糖業は今回の延長の為に新車両を購入、全ての車両には冷房が備えられ、1車両は食堂車になっています。開通後は12月31日まで、「五分車」の当日券で故宮南院を無料で参観できるキャンペーンを実施予定です。
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