top of page

花蓮地震、タロコ国家公園が各歩道・観光案内所を閉鎖

4月3日に発生した花蓮県沖を震源とする大規模な地震の被害により、太魯閣(タロコ)国家公園は旅客の安全確保の為、敷地内の各歩道や観光案内所を閉鎖し、サービスを停止しています。タロコ国家公園管理処の楊至臻処長は、公園が成立して以来ここまで甚大な被害を受けたことはないと述べ、余震が収まってから専門家が施設を確認するので、修復の具体的な時間については目途がたっていないと説明しています。


タロコ国家公園は敷地面積約9万2,000ヘクタール、2,000メートルを超える高い山が半分を占めており、山と渓谷の景色をあわせ持っています。毎年数百万人の旅客が訪れており、閉鎖の状況が続いた場合に観光業への影響が甚大となることが予想されています。

関連記事

新北市で防災関連のシンポジウム、東京消防庁職員が講演

新北市政府が9月10日、「極端気候下的靭性城市(異常気象下における強靱な都市)」をテーマとした防災に関するシンポジウム「2024年災害管理研討会」を開催しました。韓国、シンガポールなどからも専門家が招かれ、日本からは東京消防庁の石川義彦総務部長が出席し、今年1月に発生した能...

中央気象署、地震の緊急アラートの発報基準を変更

交通部中央気象署が8月30日、地震が発生した際の緊急アラートを発報する基準を、9月1日よりマグニチュード6.5以上の地震で震度3以上の揺れが予想される地域にも発報すると発表しました。緊急地震速報は2016年に運用が開始され、これまではマグニチュード5.0以上の地震で震度4以...

台風10号で空の便にも影響、着陸出来ず引き返す便も

先週中ごろから週末にかけて日本を通過した台風10号により、空の便にも影響が発生しました。8月29日には長榮航空(エバー航空)の台北発福岡行きのBR-106が悪天候により福岡空港へ着陸出来ず、上空を約40分旋回して着陸を試みた後、安全の為、台北(桃園空港)へ引き返す事を決定し...

Komentarze


bottom of page