花蓮地震、危険判定の被災建物が51棟に
4月3日に発生した花蓮県沖を震源とする地震で被災した建物は、国土管理署の統計によると4月11日時点での花蓮県、台北市、桃園市、新北市、基隆市、苗栗県の6県市の合計が1,315棟となりました。そのうち危険判定(赤紙)は51棟、要注意判定(黄紙)は92棟、現在も被災建物の調査は継続中です。
また震災前より問題となっていた建築物の外壁タイルの剥離や落下などについて、建築物の修繕の補助金に関する問い合わせは、4月3日の地震の発生後、新北市では3倍以上に増加しました。新北市では外壁の剥離物の報告が有れば、建物の周辺の封鎖や交通規制をおこない、建物の所有者へ再発防止を求めています。
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