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農業部水産試験所、ヨコシマサワラの養殖に成功

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 4月21日
  • 読了時間: 1分

農業部水産試験所(水試所)は4月16日、2003年5月に取得した受精卵から養殖したヨコシマサワラが、約1年7カ月で体重6キロ以上に成長したと発表しました。人工孵化後50日を超えての生存は世界最長とされており、精巣および卵巣の発育も順調なことから、完全養殖の実現が間近と見られています。


ヨコシマサワラは肉質の良さから消費者に好まれ、春節期間中には1匹あたり1万台湾元(約4万4,000円)以上の高値が付くこともあります。しかし、乱獲や気候変動の影響により、生息量は2002年の6,600トンから2023年には522トンまで減少しました。このため、水試所では養殖技術の研究が進められてきました。

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