top of page

震災で傾いたマンション、解体作業を開始

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 2024年4月9日
  • 読了時間: 1分

4月3日に発生した花蓮県沖を震源とする地震で傾いた建物のひとつ、花蓮市内のマンション「天王星大樓」の解体作業が4月5日より開始されました。マンションは地上9階、地下1階建てで、79戸に住民が居住していました。2018年2月に発生した花蓮地震では、要注意(黄紙)の建物に認定されていました。今回の地震で傾いたことから危険(赤紙)と認定され、解体が決定しました。


また、花蓮県以外の場所でも築30年以上の老朽化した建物に深刻な被害が見られ、4月7日午後9時までに台北市内でも2件の建物が危険(赤紙)と認定されています。築30年を超える住宅は台湾全土で500万棟を超え、新北市には83万棟、台北市には66万棟残っています。

関連記事

すべて表示
陽明山国家公園で火災、50ヘクタールが延焼

台北市の陽明山国家公園で4月14日、約50ヘクタールにわたって延焼する山火事が発生しました。火災が発生したのは午前11時過ぎで、七星山付近から出火。消防車やヘリコプターが消火にあたり、火は午後4時32分に完全に鎮火しました。...

 
 
 
高速鉄道内でモバイルバッテリーより出火、1人が軽傷

4月12日午前9時過ぎ、台湾高速鉄道(高鉄)の車内でモバイルバッテリーを火元とする火災が発生しました。火災が発生したのは南港(台北市)から左営(高雄市)へ向かう1607番列車で、嘉義~台南の区間を走行中でした。 モバイルバッテリーの持ち主は、リュックの中に入っていたモバイル...

 
 
 
4月9日に発生の地震、「他の地震との関連性なし」

4月9日午前9時53分に宜蘭県を震源とする地震の発生を受け、 中央気象署が記者会見をおこない、昨年4月3日に発生した花蓮地震との関連性は無い独立した地震であるとの見方を示しました。また、8日午後11時26分にも与那国島の北側を震源とするマグニチュード5.9の地震が発生してい...

 
 
 

Comments


bottom of page