top of page

飾りランタンの「花燈」、新竹市が無形文化財に登録

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 2024年4月8日
  • 読了時間: 1分

「新竹市無形文化資產(文化財)審議会」が、「花燈(飾りランタン)」を市の無形文化資産に登録し、花燈を製作する職人の蕭在淦さん(98歳)をその保持者として認定しました。新竹市の文化局によると、今までに累計7件が新竹市の無形文化資産に登録されています。


今回の登録で保持者として認定された蕭在淦さんは1926年生まれ、近所の高齢者が花燈を作っていたことに影響を受け、幼い頃から花燈作りに興味を持ちもちました。結婚後は小さな商店を営みながら友人からの委託で「紙紮(紙細工)」を製作、その後、花燈の製作も引き受けるようになり、1991年から3年連続で新竹都城隍廟で行われるランタンコンテストで優勝しました。 1996年には台北市の中正紀念堂で開催されたランタンコンテストでも社会人部門で1位を獲得し、作品は海外で展示されたこともあります。


関連記事

山形市の高校生が修学旅行で姉妹都市の台南市を訪問、交流を深める

山形市の東北文教大学山形城北高等学校の生徒と教員、延べ399名がこのほど、修学旅行で台南市を訪れました。両市は2017年に友好交流協定を締結しており、観光や教育など、さまざまな分野で交流を深めています。 生徒たちは、八田與一記念館や日本統治時代に建設された烏山頭ダムのほか、台南孔廟や赤崁楼などの重要な文化財を見学しました。台南市の黄偉哲市長は12月15日、市庁舎を訪れた生徒代表を歓迎し、交流の意義

 
 
 
台湾ランタンフェス、青森のねぶた師が台湾で作品制作・展示へ

非政府組織(NGO)の中華文化総会は12月11日、青森ねぶた祭のねぶた師が来年3月に南部・嘉義県で開催される「台湾燈會(台湾ランタンフェスティバル)」に合わせて訪台し、現地でねぶたを制作すると発表しました。制作された作品は、同フェスティバル会場で展示されます。 訪台するのは、ねぶた師の諏訪慎さんと林広海さんです。嘉義県の朴子配天宮で祀られている「樸仔媽祖」「千順将軍」「山軍尊神虎爺公」を題材にした

 
 
 
富山県の伏木曳山祭、台北の艋舺青山宮例大祭に参加

富山県高岡市伏木地区の「伏木曳山祭」実行委員会のメンバー約30名が台湾を訪れ、12月10日に台北市萬華区で行われた艋舺青山宮例大祭のパレードに参加しました。台北の夜空には、お囃子の音色と勇壮な「イヤサー、イヤサー」という掛け声が響き渡りました。 この日台交流は、高岡市の建設会社に勤務する台湾出身の李宗達さんの働きかけがきっかけです。2023年には、李さんの尽力により艋舺青山宮の獅子舞が高岡市に招か

 
 
 

コメント


bottom of page