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屏東産コメ「高雄145号」、約20トンが日本へ初出荷

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 48 分前
  • 読了時間: 1分

屏東県新園郷にある新豊碾米工廠は、11月27日に日本の企業との間で台湾米の輸出販売に関する協力覚書を締結しました。これにより、同工場が中心となって生産したコメ「高雄145号」約20トンが、今回初めて日本に向けて出荷されました。このコメは今後、日本の関東地方のスーパーなどで販売される予定です。


覚書は新豊碾米工廠と、日本でコメの輸入・販売を行うのうけん(京都府)との間で交わされました。のうけんの宮辻豊代表は、「高雄145号」について「粘りと甘みがあって非常においしい」と高く評価し、目標輸入量を200トンとしました。


締結に立ち会った農業部農糧署南区分署の頼明陽分署長は、台湾米の品質管理とブランド化を支援するため、契約栽培グループを推進していると説明しました。同分署によると、今年のコメの契約栽培面積は4,576ヘクタールに達し、前年度より1,500ヘクタール以上増加しており、契約栽培グループの規模拡大と成果を示しています。

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