101歳の元日本兵、81年ぶりに台湾の駐留地を訪問
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第二次世界大戦中に台湾に駐留していた101歳の元日本軍飛行兵、増田正さんが、国立政治大学の「大学の社会的責任の実践(USR)」プロジェクトの一環として、81年ぶりに台湾の地を踏みました。増田さんは19歳の頃、台湾中部・彰化県福興郷にあった彰化飛行場に約1年間駐留しており、戦後の引き揚げ以来、初めての訪台となります。
5月23日、増田さんは娘2人に付き添われ、かつて自身が属した彰化飛行場の跡地を訪れました。滑走路はすでに消失しているものの、当時毎日のように目にしていた2つの防空トーチカ(番婆防空塔・外埔防空塔)を前に涙を流し、「100歳を過ぎて再び目にする日が出るとは思わなかった」と深い感慨を語りました。また、25日には政治大学で「百歳飛行兵的時代見証(100歳の元飛行兵による時代の証言)」と題した交流会が開催されました。
増田さんは、彰化飛行場に駐留していた元飛行兵として現在確認されている唯一の存命者です。歴史の生き証人による今回の訪問は、台湾における大戦史の貴重な記録の保存に繋がるとともに、国境を越えた歴史研究の協力や、日台間の世代を超えた深い相互理解の促進に大きな効果が望めます。
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