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富山県の伏木曳山祭、台北の艋舺青山宮例大祭に参加

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 13 時間前
  • 読了時間: 1分

富山県高岡市伏木地区の「伏木曳山祭」実行委員会のメンバー約30名が台湾を訪れ、12月10日に台北市萬華区で行われた艋舺青山宮例大祭のパレードに参加しました。台北の夜空には、お囃子の音色と勇壮な「イヤサー、イヤサー」という掛け声が響き渡りました。


この日台交流は、高岡市の建設会社に勤務する台湾出身の李宗達さんの働きかけがきっかけです。2023年には、李さんの尽力により艋舺青山宮の獅子舞が高岡市に招かれました。その後、能登半島地震の被災地支援のため、2024年5月にも獅子舞が再来訪し、義援金を贈るなど交流が継続していました。


今回の台湾での公演は、こうした温かい支援への感謝を伝えたいという思いから実現したものです。提灯が輝く曳山とお囃子のパフォーマンスは、台北メトロ西門駅を出発し、艋舺龍山寺前を通過して沿道の観衆を魅了しながら、最終地点の艋舺青山宮へと進みました。


今回の交流を通じて、日台間の文化交流と相互理解がさらに深まり、今後の地域連携や観光振興にもつながることが期待されています。

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