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新光三越、董事会効率化のため決議要件緩和

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 5月21日
  • 読了時間: 1分

新光三越は5月14日の董事会で、董事会決議の要件に関する定款を緩和することを決定しました。従来は「董事の3分の2以上が出席し、その出席者の3分の2以上の賛成を必要とする」とされていましたが、今後は「董事の過半数が出席し、出席した董事の過半数の賛成で可決できる」規定に変更されます。この変更は、6月27日に開催予定の株主総会での承認される見通しです。株式上場を控え、董事会の意思決定の効率化を図る狙いがあります。


新光三越の董事会は現在13議席で、台湾側が7議席、最大株主である三越伊勢丹ホールディングス側が6議席を保有しています。新たな規定の下では、台湾側の董事7人が出席し、そのうち4人が賛成すれば、議案が可決されることになります。

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