日本産牛肉の輸入規定改正草案、予告期間が終了
- 千緩 島田
- 5月8日
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福利衛生部食品薬物管理署(TFDA)が3月4日に予告した、日本産牛肉およびその加工品の輸入規定「日本牛肉及びその製品の輸入規定」改正草案の予告期間が、5月5日で終了しました。今後は、予告期間中に寄せられた意見をもとに、輸入解禁の可否や時期が決定される見通しです。
台湾では2003年以降、BSE(牛海綿状脳症)の発生国からの牛肉輸入を禁止していましたが、BSEは主に5歳以上の成牛に発生することから、2017年以降は年齢制限を設けた上で輸入を一部再開しています。
TFDAの林金富副署長は、日本産牛肉について、既に月齢制限が撤廃されているカナダや米国と同様に、国際獣疫事務局(WOAH)から「無視できるBSEリスク」という最も高い安全レベルの認定を受けていると指摘しています。
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