台北富邦商業銀行の東京支店開設、金管会が承認
- 千緩 島田
- 2024年7月7日
- 読了時間: 1分
金融監督管理委員会(金管会)が7月2日、台北富邦商業銀行(台北富邦コマーシャルバンク)東京支店開設の日本当局への申請を承認しました。 台北富邦コマーシャルバンクは2023年末までに子銀行1行、支店5行、事務所2件の合計8か所の海外拠点を開設しています。また、東京支店の計画のほか、ムンバイ(インド)支店とソウル(韓国)事務所開設の計画がすすめられています。
台湾の銀行の日本進出は、台北富邦コマーシャルバンクで9行目となりました。今年に入り、既に彰化商業銀行(CHB)の大阪出張所が3月に、台新国際商業銀行の福岡出張所が4月に、台湾銀行の福岡事務所が6月に開設されており、玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)の熊本出張所が日本の金融庁の承認を受け、合作金庫商業銀行(TCB)の東京支店の開設が金管会の承認を受けています。
関連記事
BOT方式での開発が公募されている台中大巨蛋(台中ドーム)について、現時点では、金融持株会社の中国信託金融控股(中信金)のみが開発計画書を提出したと報じられています。 中信金は、北海道日本ハムファイターズや大林組と提携し、総額400億台湾元(約1,940億円)を投じる計画を...
台湾高速鉄路(高鉄)の新たな董事長に、前文化部長で現在は行政院政務委員を務めている史哲氏が就任することを、行政院が承認したことが明らかになりました。 一方、現職の高鉄董事長・鄭光遠氏については、7月にも台湾鉄路(台鉄)の董事長に就任する方向で調整が進められています。台鉄の...
交通部観光署の人事異動に関して、前・松山文創園区総監で、現・台湾鉄路董事の陳玉秀氏が新署長に就任することが報じられています。この人事案はすでに行政院の承認を経ており、近日中に交通部から正式に発表される見込みです。
Kommentare