世界野菜センター台湾本部、改修ジーンバンクの落成式を実施
- 千緩 島田
- 4月6日
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野菜に特化した遺伝資源の保存に努める農業研究機関「亞蔬-世界蔬菜中心(亜蔬-世界野菜センター)」の台湾本部で3月31日、改修されたジーンバンク(種子保存庫)の落成式が行われました。
国際非営利組織(NGO)である「亞蔬-世界蔬菜中心」は1971年に設立され、本部は台南市善化区に位置しています。世界各国からの野菜の種子収集を行っており、世界最大規模のジーンバンクを有しています。現在、世界155か国から6万5,000種類以上の種子を収集し、保存しています。
亞蔬によると、運営効率の向上と種子保存期限の延長を目的に、昨年、農業部からの補助を受けてジーンバンクの改修が行われました。この改修により、世界規模の気候変動に対応し、持続可能な農業を推進し、世界の食料安全保障の強化を目指していると述べています。
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