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中国、福建省住民の馬祖旅行解禁を発表

中国の文化和旅游部の饒権副部長が4月28日、福建省住民の馬祖列島(連江県)旅行を解禁し、福建省福州市の平潭から台湾を結ぶフェリーの運航が再開次第、福建省住民の団体旅行も再開すると発表しました。これを受け台湾の大陸委員会は、中国側の再開は条件付きのものであり対等の原則に合致しないとし、台湾の6月以降の団体旅行の再開については関係部会と検討すると述べています。


中国は2019年8月より台湾への個人旅行を禁止しており、団体旅行についてはコロナウイルスの流行を受け、台湾と中国の双方が2020年1月より団体旅行の催行を禁止しました。台湾は昨年8月に団体旅行の解禁を発表しましたが、中国側の解禁の発表がなかったことから今年2月に旅行会社に対し団体旅行の募集停止を命じました。既に催行が決定していた5月までのツアーについては実施予定です。


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