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台北国際旅展が閉幕、海外旅行商品に高い購買意欲

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 1 日前
  • 読了時間: 1分

台湾最大の旅行展示会「台北国際旅展(ITF)」が11月10日に閉幕しました。4日間の会期中に延べ36万5,000人が来場し、一定額以上のクレジットカード決済額は前年比18.6%増の1億5,000万台湾元(約7億5,000万円)を記録しています。


ある現地旅行会社は、政府の給付金や2026年旧正月の9連休といった好条件が重なり、会場とオンライン販売の合計売上高が前年比2割増となったと発表しました。旅行先は、日本が最も人気で、欧州が2位、アジア・アフリカが3位と続きました。


また別の現地旅行会社も、会場での売上高が前年同期比60%増の3億元に達したと発表しています。海外旅行商品の販売は好調だったものの、域内旅行については問い合わせは多いものの、販売の伸びは限定的でした。特に宿泊費の高騰を背景に、安い宿泊プランを求める来場者が多かったものの、購入に至らないケースも見られたとのことです。

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