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台北市、公共施設で使い捨て食器の有料化スタート

  • 執筆者の写真: Yasuko Takeshita
    Yasuko Takeshita
  • 7月28日
  • 読了時間: 1分

台北市では、使い捨て食器の削減を目指す新たな取り組みが始まりました。市が制定した「台北市浄零排放管理自治条例」の施行に伴い、台北市環境保護局は1月22日より、市内の公的施設において使い捨て食器を有料で提供する制度を導入しました。


対象となるのは、市政府機関や市立・私立の各学校、市が委託する運営施設など、合わせて298カ所です。台北アリーナや松山文創園区、MRT各駅の売店なども含まれています。市民には、マイ食器の持参を積極的に促しています。


使い捨て食器を利用する場合は、1個につき1台湾元(およそ5円)以上の料金がかかります。価格設定は各業者が自由に行えますが、多くの施設では1元に設定されているようです。


今年末の12月31日までは移行期間とされており、来年1月1日からは条例に違反した業者に対し、3000元から1万元(約1万5千円から5万円)の罰金が科される見通しです。


環保局は「使い捨て文化からの脱却に向けた第一歩」として、市民や業者の協力を呼びかけています。

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