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故宮の国宝「肉形石」、宜蘭の蘭陽博物館で特別展示

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 2 時間前
  • 読了時間: 1分

国立故宮博物院は、貴重な文物を台湾各地の施設へ貸し出す巡回展示事業「故宮国宝出遊去」を展開しています。その一環として、12月23日から2026年3月22日まで、宜蘭県の蘭陽博物館で特別展を開催することが決定しました。


今回の展示では、著名な国宝「肉形石」のほか、カモを模した彫刻「玉鴨」、清朝時代の「霽青描金游魚転心瓶」などが公開されます。あわせて、宜蘭の遺跡から出土した貴重な土器など、地元の文化遺産も紹介されます。


故宮博物院と蘭陽博物館は12月17日に記者会見を開き、双方を代表する展示品を披露しました。地域の歴史と国宝が融合する本展示は、台湾の文化的魅力をより身近に感じられる貴重な機会となりそうです。

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