台北駅1階コンコース、ストリートピアノを設置
- 千緩 島田
- 7 分前
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台北駅1階ロビーでは12月16日、ストリートピアノが設置されました。善福徳学会および社団法人台湾国際芸術家協会の支援により設置されたこのピアノは、アートを旅行者の日常に溶け込ませ、駅をより温かみのある文化交流の場とすることを目的としています。
同日に行われた設置式典では、「玉山の絶景」をイメージしたメインビジュアルのもと、民謡や客家音楽、原住民文化の要素を取り入れた楽曲が演奏されました。若手演奏家による独奏や合奏に加え、合唱団による清らかな歌声も披露され、通行人の多くが足を止め、台湾の多様な文化を象徴する音色に耳を傾けました。
式典終了後、ピアノは誰でも自由に演奏できるようになりました。台鉄公司は、今後もこうした公益性の高い文化活動を継続していく方針です。多くの利用者が行き交う台北駅において、音楽を通じて旅行者一人ひとりが自身の物語を表現し、街の日常がより豊かに彩られることが期待されています。
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