台湾産バナナの対日輸出が減少、学校給食を通じてPR
- 千緩 島田
- 16 分前
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農業部の統計によると、台湾産バナナの対日輸出量は2020年の通年3,050トンに対し、今年は1月から9月までで延べ457トンにとどまり、大幅に減少しています。輸出量の減少について同部は、価格上昇や元高円安、さらにフィリピン産バナナとの価格競争が背景にあると説明しています。
農業部は11月2日、茨城県笠間市など18市町村が台湾産バナナ10トンを購入し、茨城県内の小・中学校223校で学校給食として提供する予定だと発表しました。同部は、この取り組みを通じて日本の児童が台湾産果物の品質や風味を体験し、需要拡大につながることを期待しています。
また、同部の農糧署は2019年7月、茨城県笠間市と「食を通じた文化交流と発展的な連携強化に関する覚書」を締結しており、笠間市では毎年、台湾産果物を学校給食で提供しています。
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