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奈良美智さんの台湾巡回展、嘉義会場が開幕

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 12 分前
  • 読了時間: 1分

現代美術家・奈良美智さんの台湾巡回展の嘉義会場が12月12日、嘉義県の新港文化館25号倉庫で開幕しました。奈良さんは記者会見で、嘉義が台湾近代美術を代表する画家・陳澄波氏の出身地であることに触れ、その故郷での開催に深い感慨を示しました。


本巡回展は、奈良さんが台湾のために描いた作品「Hazy Humid Day」を、10年をかけて台湾各地で展示する企画です。2023年に高雄市で始まり、嘉義は5か所目の開催地となります。奈良さんは、自身の出身地である青森県と嘉義県が、ともに農業を基盤に発展してきた歴史を持つことから、農業の歴史を象徴する倉庫を会場に選んだと説明しました。


会場となる25号倉庫は、かつて米蔵として使用されていた建物です。嘉義会場では、台湾初公開となる「Dead Flower 2020 Remastered」を含む計72点が展示されます。会期は来年5月17日までで、入場にはインターネットでの事前予約が必要です。

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