阿里山ワサビ、加工品への応用で経済効果引き上げ目指す
- 千緩 島田
- 3月24日
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2022年から復興がすすめられている阿里山のワサビ栽培が昨年末、初めての収穫期を迎え、現地ではワサビを使用した加工品の開発がすすめられています。嘉義県の翁章梁県長が視察に訪れた際、ワサビの天ぷら、羊羹などのグルメのほか、歯みがき粉や保険食品などの加工品が紹介されました。
阿里山のワサビ栽培は日本統治時代から盛んにおこなわれていましたが、ワサビの栽培が山林の荒廃を招くとして2017年に国有林でのワサビの栽培が全面禁止されました。一度はさびれたワサビ産業でしたが、2022年に温室などの設備が整えられ、標高1,000~1,200メートルの地域でも栽培できる品種が開発されました。現在、栽培規模は5.5万株に達しています。
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