top of page

台湾-日本線が大幅増便、ビジネスや観光の需要増加

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 2024年2月25日
  • 読了時間: 1分

TSMCの熊本工場設置による九州線のビジネス・観光需要の高まりや、桜シーズンによる観光需要の高まりから、台湾-日本路線が大幅に増便されています。中華航空(チャイナエアライン)は台北-熊本線えお週4便から週5便へ、台北-福岡便を週16便から19便に増便します。3月末には中華航空の九州便は週24便となり、台湾の航空会社で最多の便数となります。このほか、台北-名古屋線を週7便から11便に増便します。長榮航空(エバー航空)は高雄-福岡便が週7便で運航開始するほか、台北-高松線が運行を再開し、桜のシーズンに合わせて更に増便します。また、台湾の航空会社で最も多く日本の19都市へ就航している台湾虎航(タイガーエア台湾)は、昨年の売上高の80%を日本線が占めました。


日本線が好調な一方、中国線は低調が続いています。交通部観光署の統計によると、2023年の1月から11月の中国への旅行者数は158万9,113人と、新型肺炎流行前の2019年と比較して4割しか回復していません。中国からの訪台旅行者は19万3,810人でした。

関連記事

桃園空港第3ターミナル、到着便の受け入れを開始

桃園国際空港の運営会社は12月15日、試験運用中の第3ターミナル北側コンコースにおいて、初めて到着便を受け入れました。この日は、計3便が同コンコースに到着しました。 最初の到着便は、星宇航空(スターラックス航空)のフィリピン・クラーク空港発の便でした。陳世凱交通部長や空港運営会社の楊偉甫董事長らが出迎え、到着した乗客に記念品としてスナック菓子を配布しました。 北側コンコースは12月1日に出発便の試

 
 
 
基隆と石垣島を結ぶフェリー、年内に就航へ

華岡集団は12月16日、基隆市と沖縄県石垣市を結ぶフェリー「やいま丸」の運賃を発表しました。最も安価な15人収容の大部屋の運賃は、片道2,800台湾元(約1万4,000円)からとなっています。 洪郁航総経理は、この航路が年末にも就航する見込みであると説明しました。「やいま丸」は総トン数21,688トン、旅客定員545人、乗用車70台、コンテナ90FEUの積載が可能です。 運航スケジュールは、石垣島

 
 
 
ジップエア・トーキョー、2月に成田〜台北線チャーター便を運航

日本航空(JAL)の完全子会社であるLCC、ジップエア・トーキョーは12月11日、2026年2月に東京(成田)―台北(桃園)間でチャーター便を6往復12便運航すると発表しました。これは、2025年10月に続く2回目の運航となります。 春節(2026年は2月17日)前後の土日に運航される一部の便は、一般販売される予定です。今回のチャーター便は、旧正月を控えた時期に高まる日台間の相互訪問ニーズに応える

 
 
 

コメント


bottom of page