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台湾全戸へ「全民安全ガイド」を配布、国防意識を強化へ

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 12 分前
  • 読了時間: 1分

台湾政府は、国防部が9月に公開した「台湾全民安全ガイド」の新版を、全戸に配布する方針です。国家安全会議の林飛帆副秘書長が11月17日に発表しました。社会全体の防衛強靭性を高めるため、「備えがあればより安全」という行動理念を広める狙いです。


ハンドブックは「平時の準備」や「危機が到来した時」など3章で構成され、物資備蓄や自然災害、戦争など様々な状況への対応がまとめられています。11月19日頃から印刷を開始し、来年1月5日までに全国の約980万戸への配布完了を目指しています。


林副秘書長は、この新版は特に北欧諸国の経験を参考に制作したと説明しています。また、「戦争の脅威に直面しても台湾は決して投降しない」という姿勢を社会全体に明確に宣言することが狙いの一つであるとしています。

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