振り子式列車タロコ号、運転開始
- 2007年5月8日
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台湾鉄路局が28億元をかけて購入した振り子式列車・タロコ号が8日に初運転される。
台湾東部はカーブや山越え区間が多く、高速走行が難しい。振り子式列車はカーブに応じて車体を傾けながら走るため、カーブ走行時のスピードアップが可能で、平均時速は従来より15キロのアップとなる。さらに車体が傾くことでカーブ時の遠心力が緩和され、乗り心地も改善される。
台北―宜蘭間は96分から76分に短縮、台北―花蓮間は2時間45分から1時間55分、台北―台東間は5時間から3時間39分へとそれぞれ大幅な所要時間の短縮が実現する。
振り子式列車のため、立ち席券はなく、指定席券のみの発売となる。指定席切符なく乗車した場合は1.5倍の加算運賃が請求されるので注意。
また、台湾鉄路局はタロコ号を記念して駅弁2種類を限定販売する。木箱のうなぎ弁当199元と金属製弁当箱入りの排骨弁当300元。台北駅の駅便本舗で販売される
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