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政府系金融機関6社、伊藤忠保有の台北101株式取得へ

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 3月19日
  • 読了時間: 1分

政府系金融機関6社が3月14日に董事会(取締役会)をおこない、超高層ビル「台北101」の運営会社である台北金融大楼(TFCC)の民間株主である台湾伊藤忠などからTFCCの株式を取得すると決定しました。現在、台湾伊藤忠はTFCCの株式の32.14%を保有しています。


昨年12月末時点での政府系金融機関の出資比率は52.08%で、今回の株式取得により出資比率は約70%へと上昇します。株式の譲渡は今後、金融監督管理委員会(金管会)の認可を経ておこなわれます。


株式取得後の政府系金融機関の出資比率は、兆豊国際商業銀行が5%、第一商業銀行が5%、合作金庫商業銀行が5%、華南金融控股が5%、彰化商業銀行が3.5%、台湾中小企業銀行が3%となります。

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