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日本統治時代の地下トンネル、来年から一般公開【台北市】

2022年6月27日
読了時間: 1分

 台北市の花博公園(中山区)に隣接する遊園地、市立児童育楽中心の地下には日本統治時代に築かれたというトンネル「円山坑道」が存在しています。「かつて蒋介石総統がここで指揮を執った」「金塊が眠っている」などの噂がが伝えられていますが、台北市はそんな「伝説の地下トンネル」を新たな観光スポットとして公開する計画を立てており、視察を兼ねてメディアに初めて内部が公開されました。

 円山坑道は約200メートルの長さがあり、10室の小部屋と指揮官室を備え、戦争が勃発した際には中で軍官が戦況を把握したり、会議、休息するための場所として用意されていたとみられています。またトンネルの壁にはベッドを掛けるためのフックが設置されており、大勢の兵士を収容することも可能だったと推測されます。

 建築家の金光裕氏はこのトンネルについて「非常に綿密に設計されており、施工技術も高い水準にある」と指摘。排水や通気に優れた設計で、長期間使用されていなかったにもかかわらず、漏水や壁のいたみなどもなく、保存状態は極めて良好だという。

 台北市では今後、円山坑道を古蹟または歴史建築に指定するための審議を進めると同時に、補修作業を進め、市の歴史を伝える展示を加えた上で来年10月には一般公開する方針です。

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