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スタッフ平均年齢80歳超「隘堤咖啡」、青銀共創の模範例として注目

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 9月14日
  • 読了時間: 1分

台湾はすでに超高齢社会に突入しており、近年では「青銀共創(若者と高齢者の共創)」という取り組みが注目されています。これは、世代を超えた協力を通じて、高齢者と若者が互いに理解を深め、学び合う社会実践モデルとして、各地でさまざまな実験的な取り組みが進められています。


高雄市旗山区にある「隘堤咖啡(エイティーカフェ)」も、その一例です。バリスタからウエイターまで、平均年齢80歳を超える高齢者がスタッフとして働いており、台湾で最も“高齢なカフェ”とも呼ばれています。「青銀共創」の模範的な事例として、高い注目を集めています。


同店の創業者・陳宗卿氏は、職業軍人を退役した後、故郷へ戻り、地域の福祉団体に参加。高齢者支援の拠点として運営されていた施設を、高齢者がこれまでに培ったスキルを活かせるカフェへと生まれ変わらせました。店名の「隘堤」は、英語の「Eighty(80歳)」を音訳したものです。

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