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バシー海峡の慰霊祭、潮音寺で犠牲者を追悼

  • 執筆者の写真: Yasuko Takeshita
    Yasuko Takeshita
  • 2024年11月21日
  • 読了時間: 1分

太平洋戦争中にバシー海峡で犠牲となった戦没者を追悼する慰霊祭が11月17日、屏東県恒春鎮の潮音寺で行われました。日本からの遺族を含む約90人が参列し、平和への祈りを捧げました。この慰霊祭は2015年に始まり、今年で10回目を迎えます。


潮音寺は、1944年に撃沈された輸送船「玉津丸」の生存者である中嶋秀次氏(故人)が私財を投じて建立した寺院です。その管理委員会と慰霊祭実行委員会は、今年外務大臣表彰を受賞し、16日に高雄市で日本台湾交流協会による表彰式が行われました。


実行委員会の渡邊崇之委員長は、バシー海峡の戦没者が国から正式に認められたことを受賞の意義として挙げました。また、潮音寺管理委員会の鍾佐栄委員長は、今後も力の及ぶ限り寺を守り続けたいと語りました。

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