台鉄国営企業化初年度、赤字138億元で過去最高
- 千緩 島田
- 2月9日
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昨年1月1日に国営企業化した台湾鉄路(台鉄)が2月4日、最新の財務情報を公開しました。2024年の売上高は327億600万台湾元(約1,500億円)、赤字額は約137億9,000万台湾元(約643億5,500万円)で過去最大となりました。昨年4月3日に発生した地震による運賃収入の伸び悩みや、30年に渡り運賃の調整がされていないことなどが原因であると説明しています。
台鉄は2月5日に取締役会を開き、運賃を平均26.8%引き上げる案が可決されました。交通部の陳世凱部長は、優遇が適用される通勤客や頻繁に利用する人への影響は比較的小さいと説明しています。
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