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戦傷救護などの模擬訓練の新ビル、運用開始

戦傷救護技能の強化の為に台北市内湖区に建設された国防医学院衛勤訓練センター「戰術戰傷及災難事故救護訓練大樓」が12月4日、運用を開始しました。AI技術を取り入れた施設では「戰術戰傷情境模擬訓練系統」、「載具照護模擬訓練系統」、「重大災難事故情境模擬訓練系統」、「多功能救護技能訓練教室」、「危害環境與物質救護模擬訓練系統」の五大系統を備え、高度な模擬訓練をおこなうことが出来ます。


落成式には蔡英文総統も出席し、このビルは技術と訓練の全面グレードアップを意味しており、AR技術を用いた模擬訓練により国軍の救護がより周到なものとなると述べています。


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