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花蓮地震、落石区間で日本統治時代の橋を利用して通行再開

4月3日に発生した花蓮県沖を震源とする地震の影響で、台湾東部の宜蘭県と花蓮県を繋ぐ幹線道路の蘇花公路で落石が発生、下清水橋が破損し通行止めとなりました。関係者が橋の修復について検討していたところ、山側にある古い橋に気が付きました。この橋は日本統治時代の1930年に建造されたもので、1971年に下清水橋が建造されてからは使用されていませんでした。地震後に専門家が確認したところ、古い橋の構造や耐荷力に問題はなく、補強工事がおこなわれ、4月6日午後より小型車の通行が可能となりました。

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花蓮地震、チェコが被災地へ15万米ドルを寄付

チェコ外交部が4月29日、4月3日に発生した花蓮地震の被災地へ15万米ドル(約2,350万円)を寄付すると発表しました。これに対して台湾の外交部はプレスリリースにて感謝の意を表し、これからも良好な関係の基礎のもと、引き続きチェコとの交流を深め、互助互恵の協力を通じて実質的なパートナー関係を拡大してゆくと述べています。 2021年のコロナウイルスの流行した際には、台湾はチェコへ135万枚の医療用マス

花蓮地震で被災の中部横貫公路東段、条件付きで通行再開

4月3日の花蓮地震で被災した幹線道路の中部横貫公路(省道台8線)の東段(天祥~太魯閣区間)が、4月24日より1日3回の条件付きでの通行再開を発表しました。 3日の被災後、落石などの影響が深刻で通行止めとなっていましたが、8日より1日3回の時間限定で通行を開放していました。23日未明の大型の余震を受けて再度通行止めとなり、24日からは午前8~9時、午後0~1時の時間帯に総重量5トン以下の車両のみ通行

花蓮地震、タロコ国家公園内のホテルが休業延長を発表

4月3日に発生した花蓮地震で被災状況が深刻な太魯閣(タロコ)国家公園内で、公園内のホテル太魯閣晶英酒店(シルクスプレイスタロコ)が4月末までの休業を発表していましたが、6月30日までの休業延長を4月22日に発表しました。ホテルの建物自体は震災の影響を受けていませんが、公園内の道路の状況を考慮しての延長と説明しています。 タロコ国家公園は23日未明に発生したマグニチュード6.0を超える規模の余震を受

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