top of page

高雄市で祀られる日本の海軍大尉、息子が初の参拝

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 2023年8月9日
  • 読了時間: 1分

旧日本海軍の「第三十八号哨戒艇蓬(よもぎ)」と、その艦長の高田又男予備大尉を「海府大元帥」として祀る高雄市の紅毛港保安堂を8月6日、高田艦長の息子の鳴海さん(81歳)が初めて参拝しました。


「蓬」は1944年11月23日に高雄市の左營軍港を出港、フィリピンのマニラへ向かう途中に米軍の攻撃に遭い沈没、日本人兵士145人が死亡しました。当時、高田艦長は38歳、息子の鳴海さんは2歳でした。最近の調査により高田艦長を含む戦没者の身元が判明、2020年1月に息子の鳴海さんが熊本県に在住していることが分かりました。鳴海さんはコロナ禍を経てやっと訪台が実現し、父の神像に手を合わせて涙をこぼしました。

関連記事

日本の国会議員約30名、年末年始に訪台

12月下旬から1月初頭にかけて、日本の国会議員約30人が相次いで台湾を訪問する予定であると、外交部が12月16日に発表しました。自民党の萩生田光一衆院議員が地方議員らとともに12月21日に来訪するほか、鈴木馨祐衆院議員や長島昭久衆院議員らによる訪問団も、12月22日から訪台する予定です。 外交部によると、今回の訪問には、戸籍制度改正に尽力した滝波宏文参院議員や、参政党の訪問団も含まれています。外交

 
 
 
桃園空港、台湾米加工品のお土産コーナーがオープン

桃園国際空港で12月16日、「台湾米をお土産に」をコンセプトとした加工品の専売コーナーが開設されました。農業部農糧署が主導し、台湾産米の美味しさを国内外の利用客に広く知ってもらうことを目的としています。 同コーナーでは試食イベントも行われ、米粉を使ったせんべいや台湾産パイナップルの餡を包んだ菓子など、多様な米加工品が取り扱われています。農糧署は近年、伝統的な米加工食品のブランド化や商品開発を奨励し

 
 
 
国研院、クラウドコンピューティングセンターの運用を開始

国家実験研究院(国研院)傘下の国家高速ネットワーク計算センター(NCHC)は12月12日、台南市で「雲端算力中心(クラウドコンピューティングセンター)」の運用開始式典を行いました。 同センターは、AI応用サービスの発展や官民連携によるイノベーション・エコシステムの構築を支える重要な拠点で、台湾におけるAI発展の基盤となります。政府は2040年までに数千億元を投資し、民間投資を喚起することで、生産額

 
 
 

コメント


bottom of page