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2023年の訪台旅客数、コロナ前の5割まで回復

交通部観光署の統計によると2023年の訪台旅客数は前年から7.24倍増加して648万6,951人、コロナ前の2019年と比較すると54.68%まで回復しました。また、台湾からの海外旅行者数は前年から7.95倍増加して422万5,804人、2019年と比較すると68.9%まで回復しました。このうち、訪台日本人旅客数は92万8,235人で香港マカオに次いで2位、訪日台湾旅客数は422万5,804人で台湾からの海外旅行先で1位、訪台日本人と訪日台湾人で330万人の差がありました。


また、3月より中国への団体旅行が解禁される予定でしたが、中国が台湾行きの団体旅行を解禁していない事を理由に、中国行きの団体旅行の募集を即日停止するよう台湾の旅行会社に対し命じました。既に申し込まれている3月から5月出発のツアーに関しては催行され、6月以降については中国からの返答で検討されます。

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