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台湾産の養殖ハタ3種、日本への輸出可能に

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 2024年11月6日
  • 読了時間: 1分

日本の厚生労働省が10月30日 、日本への輸入が認可されていなかった台湾産の養殖ハタ3種とその加工品の輸入を条件付きで認可すると発表しました。台湾産の養殖ハタは「龍虎斑(龍虎ハタ)」「龍膽石斑(タマカイ)」「青斑(チャイロマルハタ)」の3種で、龍虎ハタが7割を占めています。


龍虎ハタはアカマダラハタとタマカイの交配種で、日本ではアカマダラハタが食中毒の原因となる「シガトキシン」を蓄積している可能性がある「シガテラ毒魚」であることから、輸入が認可されていませんでした。


台湾の農業部は2017年より養殖の龍虎ハタにシガトキシンが含有されていない事を実証し、試験結果を日本側に提出しました。また、2023年末に日本の担当者が台湾で実地視察をおこないました。その結果、適切な管理がおこなわれている養殖施設から輸出された証明書が添付されている養殖ハタとその加工品の輸入が認可されました。

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