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震災で傾いたマンション、解体作業を開始

4月3日に発生した花蓮県沖を震源とする地震で傾いた建物のひとつ、花蓮市内のマンション「天王星大樓」の解体作業が4月5日より開始されました。マンションは地上9階、地下1階建てで、79戸に住民が居住していました。2018年2月に発生した花蓮地震では、要注意(黄紙)の建物に認定されていました。今回の地震で傾いたことから危険(赤紙)と認定され、解体が決定しました。


また、花蓮県以外の場所でも築30年以上の老朽化した建物に深刻な被害が見られ、4月7日午後9時までに台北市内でも2件の建物が危険(赤紙)と認定されています。築30年を超える住宅は台湾全土で500万棟を超え、新北市には83万棟、台北市には66万棟残っています。

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