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台湾の慈善団体、能登地震の被災地で炊き出し

台湾の仏教系慈善団体「慈濟事業基金会」が1月13日、能登半島地震の被災地の石川県穴水町の避難所で炊き出しをおこない、現地の病院へ高性能マスクを8箱を寄付しました。避難所では衛生状況の悪化により、新型肺炎やインフルエンザ感染の広がりが問題となっています。


炊き出しは慈濟のボランティア14名でおこなわれ、中には東京や大阪から駆け付けたボランティアもいました。早朝に出発した車は、通常40分の道のりを積雪の影響で2時間半近くかかって到着し、中華丼などあたたかい食べ物約300食を振舞いました。炊き出しは1月末まで続けられる予定です。

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