top of page

台湾の12大学と九州・沖縄の11大学、国際連携のMOU締結

台湾の12大学が組織する学群学術プラットフォーム「国家重点領域国際合作聯盟(UAAT)」と、九州と沖縄の11校の国立大学法人が組織する「九州・沖縄オープンユニバーシティ(KOOU)」が4月22日、国際連携のMOUを締結し、台湾の教育部が2024年から2028年にかけて毎年5,000万台湾元(約2.3億円)の補助をおこなうと明らかにしました。MOUの調印式は福岡でおこなわれ、UAATの12校すべての代表が日本を訪れ、KOOUの11校からも学長、副学長らが参加、また、教育部の劉孟奇政務次長や福岡市の高島宗一郎市長らが立ち合いました。


劉政務次長は、台湾と日本の貿易と投資関係の高まりに伴い、特に台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場建設後、双方の教育における協力の深化が更に必要となると述べており、今回のMOU締結による台日の教育交流の深化へ期待を寄せました。

関連記事

台湾大学が国際政経学院を新設、開設式典を開催

国立台湾大学の徐州路キャンパス(台北市中正区)で5月6日、2月に教育部の承認を受け新設された国際政経学院の開設式典が開催されました。国際政経学院には政治経済、ファイナンス、リーダーシップとマネジメントの学士課程、修士課程、博士課程が設置されます。開設式典には蔡英文総統や、台湾積体電路製造(TSMC)など7社の協力企業の代表らが出席しました。 蔡総統は、コロナウイルス流行以降の世界の政治経済情勢は変

宮城県教育委員会が訪台、教育交流のMOU締結

宮城県教育委員会の佐藤靖彦教育長ら訪問団12名が4月15日から18日に訪台し、台湾の「高級中学以下学校国際教育交流聯盟」と教育交流に関するMOUを締結しました。今後は交流イベントを推し進め、台日の学生らがお互いの文化へ理解を深め尊重し、緊密な関係を築いていきます。近年台湾では防災教育と国際教育を推進しており、3月には教員29名を宮城県に派遣して震災後の復興について学び、学校の災害時の管理能力の向上

TSMCと熊本大学、半導体研究と人材育成の提携に関するMOU締結

熊本大学が4月8日、台湾積体電路製造(TSMC)と半導体分野の研究および人材育成における産学連携に関するMOUを3月31日に締結したと発表しました。TSMCは4月より熊本大学にて、学部相当組織「情報融合学環」を新設し、工学部に学科相当の「半導体デバイス工学課程」を設置しました。今夏には、菊陽町のTSMC熊本工場や台湾での実習機会の提供を予定しているほか、半導体を研究する学生への奨学金を準備していま

bottom of page