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台風26号が熱帯低気圧に、宜蘭などで記録的な大雨に

  • 執筆者の写真: 千緩 島田
    千緩 島田
  • 1 日前
  • 読了時間: 1分

中央気象署によると、台風26号は12日午後7時40分頃に台湾本島の南端を通過し、午後8時には熱帯低気圧に変わって海上へ移動しました。


台風周辺の湿った空気と北東の季節風の影響で、10日から11日にかけて顕著な大雨となりました。宜蘭の東澳嶺では、12日午後8時までの68時間で総雨量が1,065ミリに達し、新北市大粗坑でも753ミリを観測しました。


11日の24時間雨量は、宜蘭県冬山で795ミリを記録し、蘇澳や基隆市基隆では11月の1日の総雨量の記録を更新しました。13日午前には、基隆北海岸地区に豪雨特報が発表され、警戒が呼びかけられました。


中央災害対策センターの統計では、13日午前8時までに95人が負傷し、宜蘭県での負傷者が最多の37人でした。死者や行方不明者は出ていませんが、全国でインフラや街路樹などの被害が報告されています。

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